作品紹介
■その13 ---収録作品---
サイレンの村 1:サイレンの村
2:煙草会
3:黴:カビ
4:記憶
5:道のない街
主な登場キャラ
■谷山ユカリ
(サイレンの村)
この話の主人公とも言える「京一」の幼馴染。
オカルト好きらしく彼女の部屋にはその類いの本が散乱する。
この村を支配する魔力(工場のサイレンより発せられる)に
抵抗すする為、自ら聴力を奪うほどの意思の強さを持つ。
そのくせ夕刻の一時、川辺をふらふらと無造作に歩く姿は・・・
恐らく村に広がる「魔力」のせいなのであろう・・・
■谷山ユカリの名言 「耳?私が自分でやったの」
「耳かきをつっこんで・・・だからもう大丈夫・・・」
■呂木
(黴)
中学校教員、理科の教師であだ名は「カビ」。
最悪のあだ名であるが、そのゆえんは黴の研究を熱心に行っていたから
であり、もしかするとこのあだ名も実は気に入ってなのかもしれない・・・
「黴」の研究は留まる事を知らず、結果その「黴」によりわが身を滅ぼす
結果に果たして「呂木」は満足したのであろうか?
■呂木の名言 「この通りです」
「我々はここがだめだと
もう行く所がないんだよ頼むよ」
■彩子
(道のない街)
この話の主人公。
バスケ部らしくすらりとした体とショートな髪が美しい健全な女の子です。
(そういえば潤二氏の女性キャラはショートが多い気がします)
その彩子が見た目にもパッとしない男性「岸本」に恋をする所から
物語は始まる。なんでも毎晩岸本が夢に出てきて優しく語りかける
らしい。さすがに彩子も恋に落ちるが、それが夢に進入する呪文、
「アリストテレス」の仕業であった事に気付く。
しかし一度恋に落ちればそうそうは冷めないもの、すっかり夢の中で
プレゼントをもらい、明日の告白の誓いをする。
しかしそこに現る殺人鬼「切り裂きジャック」。彼が岸本を殺害する所から
物語は不気味な方向へ・・・
■彩子の名言 「じゃあ明日学校で直接言ってちょうだい」
「でなきゃ私もう知らないわよ」
■私のコメント この漫画で一番おぞましいのはやはり「黴」である。
郡を抜いて素晴らしくおぞましい!!題材が「カビ」ですからね・・・
これぞ!!と思える程のおぞましいカビが巨大化したかのような
オブジェが見事なことこの上ない。
また、村の過疎化ににつけ込む悪魔の話の「サイレンの村」や
プライバシーの崩壊を描く「道のない街」などがこの作品ではオススメ!!