トップページ > 作品紹介 > 作品1「屋根裏の長い髪」
作品紹介
■その1 ---収録作品---
屋根裏の長い髪 1:富江
2:富江PERT2=森田病院
3:顔泥棒
4:バイオハウス
5:睡魔の部屋
6:悪魔の理論
7:屋根裏の長い髪
■主な登場キャラ
■富江
(富江シリーズ)
言わずと知れた潤二漫画の『看板』キャラ。
彼女に出会った男達は彼女を想い、狂い、そして殺傷、死体をバラバラにする。
バラバラになった各肉片は、それぞれ成長し別の『富江』へとなる。
別々の『富江』は互いに「富江は私だけよ」と言い、殺戮しあう。それに伴う犠牲者は数知れず。
なお、しばし話題になる「富江の名字はナニ?」といったご質問だが、この作品で、「川上富江」と名乗っていはる。その後の富江に関しては不明。
■富江の名言 「私ほど美しい女の子はこの世に二人といないはずだもの…」
■高木先生
(富江シリーズ)
この作品における最初の被害者であり、富江の(元)担任。
彼女に「手」を付けたばっかりに狂わされそして精神病院送りに。
しかしそこから脱走。以後『富江』を追い掛ける様になる。漫画には度々出没。
■高木先生の名言 「今日は悪い天気ですねぇ」
■社長
(バイオハウス)
悪食マニアのバイオテクノロジー関係会社社長。
生の「カマドウマ」が好物らしい。
また、自分の「血」を美人な女性に飲み与えるのが趣味のようだ。
とうやらこのキャラは、潤二氏が歯科技工士時代の職場の社長にそっくりらしい。(モデルではないようだが)
■社長の名言 私の血はお前のような美しい女に飲まれてこそ価値がある」
「ザッハッハッハッ」(注)笑い声
■私のコメント デビュー作であるにも拘らず、既に『潤二ワールド』は確立されています。
絵は今に比べ少々荒いが、それでも美しい。
内容も奇怪で、とても良い。しかし、もう一つの潤二氏のキー・ポイント『おぞましい』所に関しては今に比べ、もう一つである。デビュー作の初々しさの感じられるホラーです。