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□この話は「しゅーくりーむ様」が、
2003年3月25日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第六十九話
女の人

私の父が体験したことです。

父は、母と結婚する前アパートで一人暮らしをしていました。

ある夜、父が布団に入って寝ていると、なぜか人の気配がしました。

そーっと目を開けてみると、父の布団の上に見知らぬ女の人が座っていました。

緑色のセーターを着てジーパンをはいている、髪の長い女の人です。

父はその女の人に声をかけようとしましたが、

金縛りにあって動けなくなっていたそうです。

目だけは動かすことができたので、

父は必死で目をつぶり、そのまま寝てしまいました。

次の日にはその女の人はいませんでした。

いまだに女の人はだれなのか分からないそうです。


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