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□この話は「ミッキー様」が、
2015年9月16日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第三百話
旧トンネル

今となりゃ時の産物と言っても過言でない旧トンネル。
今はトンネル内に明かりが灯り、そう言うのが好きな人間からすれば雰囲気は無くなったと思う。
だって安心の明かりが夜には灯るから…。

この話は、そんな安心できるトンネル内の照明設備が設置される前の話です。
トンネルの中間地点辺りでクラクションを鳴らせば、幽霊が寄って来るといった典型的な噂を真に受け、実際に原付で挑戦してみました。

しかし、何度も試したが何も無し…。

当時は2人で旧トンネルに行きました。
もう1人の連れを「A」とします。


A:何も無いね(*´ω`*)

自分:無いね(*´ω`*)もうちょい中行けば何か有りそうじゃない?

A:あぁ〜(*´ω`*)確かに、ちょい奥行こう!

自分:トンネル抜けたよ(*´ω`*)トンネル意味無いし!何も起きないし!あれ?廃屋あんじゃん!

A:あぁ〜(*´ω`*)何か潰れたラブホじゃね!?コレ!これ何か有りそうじゃね!?

自分:あぁ〜(*´ω`*)確かに


そこには木造と思われる廃ホテルがありました。
そこは当然、街灯も全くなく、まさに暗闇の中に廃墟が不気味に存在していました。
取り敢えず、ふた手に分かれて散策してみたのですが…

出るわ!出るわ!AV!


自分:おぉ〜(*´ω`*)こりゃ収穫じゃん!ヤベーじゃん!


そして一度つれと合流


A:AV半端ねぇぞ!(゜ロ゜)

自分:確かに!(゜ロ゜;


目的はいつしかAV探しとなり、再度ふた手に分かれて散策。


自分:あぁ〜(*´ω`*)もう無いかな?大分探したし


すると室内から



「カタッ!!」



と音が。

何だろう?
それは在り得ない事に、廃屋に辛うじて残っていた小棚が落下した音でした。


自分:え?何で?俺来る前にもしかして誰かいた?


瞬間、通路を通過する人影が!
急いで通路をみました。


あれ!!?誰もいないし!!


直後、友達が近付いて来て



「帰ろう」



と言い出しました。
僕も同じ事を友達に言おうと考えていたところでした…。



後日に連れの有人に聞いたのですが


「明らかに人が存在していない筈なのに人がいた!」


そう言っていました。

もしかしたら友達は、想像以上の恐怖体験をしたのかもしれません…。
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