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□この話は「霊媒師見習い様」が、 ２０１０年１月４日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第二百八十七話 ビデオ
俺の祖母一家は代々霊感の強い一家でした。 俺は祖母一家の血を強く引いている様で、霊感が非常に強かったのです。 その私が、これはヤバイと思った場所・経験を書いていきたいと思います。 俺にはとても仲の良い親友ＡとＢが居ます。 若干ではありますが、Ａも霊感を持っています。 ある夏の夜の出来事です。 俺とＡとＢの３人でＡの自宅で飲んでいました。 夜中１２時を回った頃だったでしょうか、Ｂのケータイが鳴りました。 俺・Ａ：「誰から電話だった？」 Ｂ：「Ｃ先輩からだった(・∀・)今から来るって。」 俺とＡは何事だろうと思いながらもＣ先輩が来るのを待ちました。 １５分程するとＣ先輩が現れました。 Ｃ先輩：「夜中に悪いな^^;おまえ等に見てもらいたいものがあるんだ」 と言い、ショルダーバックからデジカメを取り出しＴＶに接続し映像を流し始めました。 しばらくすると鳥居が映し出されました。 Ｃ先輩：「俺ら,あの鳥居に肝試しに行ったんだよ…その時のビデオなんだ…」 ビデオには５人の先輩方が写されていました。 その時、ビデオの鳥居に白い人影らしきものが…。 俺：「見えた…？」 Ａ：「ああ…睨んでたな」 Ｂ・Ｃ先輩：「やっぱり居る!?」 と言い巻き、戻し人影らしきモノの場面で止め説明をしました。 その後しばらくして、ビデオ中の1人の先輩が 「何も出ねえじゃねぇか!!」 そう言って鳥居の傍らに在った花の入った花瓶を蹴飛ばしました。 その瞬間にビデオに砂嵐のようなノイズとなり、それに混じって男の声が聞こえ、不可解な言葉を残して、そこでビデオは途切れていました。 Ｃ先輩は、本当に居るのかどうかだけを確かめるために俺達に見てもらいたかった様で、結果を知るとすぐに帰って行きました。 Ａ：「あの鳥居ヤバいね…肝試しなんて言語道断」 俺：「霊を吸い寄せる鳥居…どんどん入っていくな」 Ｂ：「見えないから分からないけど…そんなヤバいんだ」 俺・Ａ：「そうだな…」 見た後気持ち悪くなった俺とＡは、ここで会話を切り上げ帰宅しました。 後日、俺とＡで鳥居の在る道の前に、新しい花瓶に花を添えに行きました。 Ａ：「あのビデオの最後に聞こえた『新しいのが来た』ってどういう意味かな？」 俺：「あの中の誰か連れて行く気なんだと思う…」 この後沈黙になりお線香を焚いて帰りました。 １ヶ月もしない内に、Ｂから聞いた話によると、ビデオで花瓶を蹴飛ばした先輩が亡くなったと知らせが入りました。 それと一緒に、Ｂが持ってきた某心霊写真集に写っていた鳥居に、その先輩らしき人物の白くぼやけた横顔が写っていました…。 その後再び花とお線香を焚きに行ったのわ言うまでもありません。 これをご覧の皆さん。遊び半分や興味本位で心霊スポットに行かれたりしている方がいらっしゃいましたら、必ずお祓いにわ行かれた方がいいです。 金縛りなどに遭遇される方は、解けた後に自分の名前を３回唱えると効果が有ります。 また、仏壇に供えた塩を袋に入れ、常に持ち歩く事もお勧めです。 ただし効果は１週間前後なので、１週間を目安に交換してください。 長文・駄文でしたが,読んでくださりありがとうございました。 さほど怖い話ではなかったかと思いますが、また機会が在れば投稿させていただきたく思います。
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