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□この話は「kyo様」が、
2013年11月27日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第二百八十五話
公園で

僕が高校生の時の話です。

夏休みに友達の家によく泊まりに行っていたのですが、1回だけ奇妙なものを見ました。
その時は、深夜に家を抜け出しコンビニに行き、近くの公園でアイスを食べていたのですが、この公園が後に知る心霊スポットだったようです。
公園はかなり大きいもので、自然も沢山あり敷地内に小学校、幼稚園、ジョギングコース等があり、隣には団地もあったりで昼間はまあまあ人がいる印象でした。

僕は友だちと、公園内の築山のようになってるところでアイスを食べ、談笑したあとゲームやりたいから帰ろうと友達に提案しました。
(この時深夜2時すぎ)すぐに友達も了承し築山を降り幼稚園の近くを通ろうとしたときです。
幼稚園の周りは、木が鬱蒼と生えていて入り口が見えにくくなっているのですが、そこから

白い服を着て同じく白いカート(?)のようなものを押している女の人

が出てきました。
頭には昔の給食帽(?)のようなものを被っていて坂を下っていくのです。

僕はかなり怖いもの好きで、こんな深夜に変な人がいると思い、友達に後をつけようと言いました。
ですが友達は絶対にダメと一緒に行ってはくれず、しばらく粘りましたが、やっぱりダメで結局家に帰りました。
見たものはこれだけなのですが、あとで兄にこのことを話したら、夜は絶対にいっちゃダメな場所なんだと教えられました。
このことがあるまで、普通に遊んでたし今まで何も見たことないと言ったら、馬鹿見たら終わりだよと言われました…。

大人になってこのこと思いだし色々調べてたら、この場所公園の前は旧陸軍病院があり、白骨化した頭蓋骨が相当見つかったそうです。
それを知った時にあれ追いかけてたらどうなったのかなと、今でもたまに考えます。
あれは看護師だったのかな?

当時は何も感じてなかったけど、知り合いとかに話すと見ちゃったねと言われ今更ながらにあっあれは見ちゃいけない系のものだったんだと思いました。鈍すぎ。

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