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□この話は「ひろし様」が、
2011年10月6日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第二百六十五話
夢だったのか?

あれは15年ほど前の事です。

新築ワンルームマンションで快適に暮らし、A子との密会場所でもあった。

5年後彼女はガンを患い病院で亡くなった。

その1年後、B子がこの部屋に転がり込んできた。

ある明け方、B子が突然がばっと起き上がり、ブルブル震えている。

??どないしてん?

聞くと、髪の長い女が


「ひろしさんをよろしく」


と横の窓からサーッと消えて行ったと。

昼間ひとりで居る時、誰かに見られている気がしていたらしい。

B子は逃亡者だったらしく、すぐに姿をくらました。

1年経ったお盆の頃、夜中ひとりで寝ていると、ベッドの足もとが沈む…。

ん?誰かが乗ってきた?

!次の瞬間!

背中をガクガクガク〜とゆさぶられた。

背後で確かに気配がするが、振りかえれない。

とそのうち寝てしまったのか朝になっていた。

窓側に左を向いて寝ていたけど、あれは夢だったのか…。

それ以来、墓地側のバスルームの窓は常に閉めるようになりました。
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