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□この話は「ヒロ様」が、
2011年8月23日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第二百六十三話
幽霊病院

私が高校1年の頃の出来事です。

叔母が生保会社に勤務しており、勧められるまま契約し、5月のある日の夜(たしか20時位)に、健康診断とのことで会社指定の開業医へ行くことになりました。

通常の診察も終わり、待合室には私と叔母、両親の4人でした。

受付を済ませソファーに腰掛け雑誌を読んでいましたが、トイレに行きたくなり個室へ入りました。

向かう前からイヤな感じでしたがだんだん息苦しくなり、冷汗が出てきました。

用を済ませソファーに戻りましたが、トイレの方向から視線を感じたり、その隣の吹き抜けから子供の声が聞こえたりと初めてのことで、頭がパニックになったことを覚えています。

あとで聞いたことには、看護士さんの間では幽霊病院で有名だそうです。

あれから25年経ちますが、その病院は今も開業しています。
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