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□この話は「TAXI様」が、
2011年5月20日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第二百五十九話
座敷わらし??

皆様の投稿を読んでいて、同じような体験をされている事に安心と恐怖心がでます。
私も何度もあるので投稿いたします。

丁度、大学生活に起きた事です。
私の住んでいたアパートは学生御用達と言えるような古い建物で、日当たりは良いのですが南側の敷地には墓石が2〜3つ程転がっているような部屋でした。

ある日、部活に疲れ昼寝をしていると突然の金縛り。
金縛りには何度もあってはいたので

「あぁぁ夜だけじゃないんだ」

と思い寝れば解けると思い寝ようとした瞬間、腹部に何かが落ちてきました。
痛いし苦しいし怖いし…でも、この痛みをくれたのは誰か一目見てやろうと思い目を開けると

真っ黒な下半身(影のような)

が腹部の上で暴れていました。
何かもがき苦しんでいるような感じでしたが、恐怖のあまりその下半身をどかすのに必死で私も必死にもがいていました。
丁度、腹部から転げるように下半身は落ちた時にスゥっと楽になりました。

後日、また昼寝をしようとしましたが、先日の件で

「昼までこれはたまらん」

とソファで昼寝をしていました。
その時、足の間に何かあるという感覚を覚えたと同時に太股を両手で掴まれました。
反射的にその手をどけようと太股に自分の手が言ったのかと思います。
その後、目は動きましたが体は動きません。
でも手はすでに太股。
そして手の甲に髪の毛が当たる感覚に目を開けました。

そしたら足の間に頭があるんです。

それも前回同様、真っ黒な。

それも今度は上半身だけで下半身はありません。

あぁこないだと同じ方と思いました。
執拗に離れない上半身。
力の限り振りほどこうとしているうちに気が付けは夜になっていました。

私が住んでいた市では中●線が走っており、たまに飛び込み自殺があったりします。
もしかすると何か苦しみや痛みを伝えに来たのか、はたまた南側に敷地にある墓石の方か…学生時代にその影を見たのはそれっきりです。
つい先日もあったので後日、また投稿いたします。
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