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□この話は「かみみや様」が、
2010年10月5日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第二百四十八話
霊探知(?)のテスト


我が家では、夜中などによく誰だか分からない足音がしたり、なにか“いるな”と感じることがあります。

主にそういうのを体験するのは私と母。
誰よりも遅くまで起きているというのもありますが、家族の中で霊感が強い方なのかもしれません。

すこし前に

「家の中に霊がいるかどうかが分かるテスト」

のようなものをやりました。
やり方を簡単に説明すると、頭の中で家の中をぐるっと歩くのです。
歩いている途中に何か黒いものが見えたり、あったりしたらそれはそこに霊がいる証拠、という風のものでした。

私がそれをやったときは、特に黒いものがあったりはしませんでした。
それを母親にやってもらい、(最初どういうテストかは伏せておきました。黒いものがみえたら霊がいるということも伏せてあります)やり終えたあとに

「なにかわからない黒いものとかあった?」

というと母は

「うん、あったよ」

と言いました。

「タオルが落ちてたとか、そういうのは違うよ?」

と言いましたが、やっぱり

「あった」

そうです。
どの辺りかと聞くと、階段の辺りだと言います。
ちなみに階段は、私的にいちばん

“なんか怖い”

と感じるところです。
父にもやってもらいましたが、父には黒いものとかは見えなかったそうです。


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