【路地裏】【体験談トップ】【管理者体験談】【読者体験談】【作品投稿
□この話は「ponta様」が、
2008年8月8日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第二百九話
アパートの真実

初めて投稿します。
はじめに言っておきますが、この話は全く怖くありません。
従って、怖がりな人には丁度良いんじゃないかと思います。
怖いのが大好きな人には刺激が足りません。

去年のことです。
私は婚約者の人とアパートを借りることになりました。
最初の何か月かは普通に暮らしていました。

ある日です。私はもともと怖いサイトをよくみるので、その日も心霊サイトを見ていました。そうすると、こんなことが書いてありました。


もし、知らない土地で家を建てたり家を借りる時は、その土地の神に挨拶をしましょう。じゃないとその土地の神が怒ります。


私は思いました。

「土地の神様に挨拶しなきゃ!」

夕方、私はリビング(フローリング)に行って座り、両手を床につけて心の中で

「初めまして。今度このアパートに住まわせていただくことになりました○○と申します。これからよろしくお願いします。」

と念じました。そして挨拶が終わった後、私の周りを


ドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタ


まるで子供が私の周りを走るような音がしたのです。
私はびっくりして震えました。

それから数カ月、、婚約者の彼氏が隣の住人の男の人に聞いた話なのですが、昔アパートに隣の住人が引っ越してきた時に子供が乗って遊ぶおもちゃがあったんだそうです。
その住人は不思議に思いながらも遠い山中に捨てたそうです。

次の日、なんとその捨てたはずのおもちゃがアパートのごみ置き場においてあったそうです。しかもそのおもちゃは時々違う場所に移動しているそうです。
私の体験したあのドタドタはその子供の足音なんでしょうか?

あ、それからもう一つ。
うちのアパートってドアの色が決まってて上の階のドアは赤色、下のドアは緑色なんですが一部屋だけ違う部屋があるんですよ。
そのドアの色が白色なんですよ。私の考え過ぎなだけならいいんですけどね。

路地裏】【体験談トップ】【管理者体験談】【読者体験談】【作品投稿