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□この話は「JORK 様」が、
2002年4月3日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第二十話
離れない!?

私は幼い頃から、幾つか不思議な体験をしています。
確かに不思議な体験だとは思うのですが、“嫌な”モノを感じたり、“怖い”と思った事は…実はあまりなく、霊感も、有るのか無いのか分からないのが現状です。(汗)

今回は、そんな私の記憶の中にある、最初の体験をお話しします。




あれは確か私がまだ幼稚園位の頃、そして夏だったと思います。

近所のお爺さんが亡くなられて、私は祖父に連れられ、お通夜(かお葬式かは覚えてはいませんが)に行きました。
と言っても、そばの道路で、ただ見ていただけなんですが…。

その時私は、たまたま裸足になって道路に座り込んでじっとしていました。(子供の頃、裸足になるのが好きだったから?)
当然足が痺れてしまい、立てなくなってしまった私は、


『痺れて立てない よ!』


と祖父に言って、抱き上げてもらおうとしました。

しかし次の瞬間!

何と、足が地面から離れないのです!
足の皮がピッタリと地面にくっついてるかの様に…。
祖父が体を持ち上げよ うとしても、足を引っ張っても無理で…。

祖父は慌てていましたが、私は何故か冷静で全く恐怖感がありませんでした。
その数秒後、何も無かったかのように足は地面から離れ、トボトボと帰宅したのですが…。(笑)





もう祖父も亡くなっていますので、今お話しした不思議な出来事が

事実に全てが沿っているかはわかりません。

ただ、幼い記憶にしては妙にハッキリと覚えているのは確かです…。

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