【路地裏】【体験談トップ】【管理者体験談】【読者体験談】【作品投稿
□この話は「来梅様」が、
2007年9月13日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第百九十六話
小平霊園

小平霊園において、過去にあったこと出来事を募集しているとのことなので、2006年11月に体験した出来事をここに書き込ませて頂きます。

私はバイトで東久留米市内のピザ配達のバイトをしておりました。(今年の3月で辞めましたが)
ピザの宅配というのは、注文が頻繁に依頼される7時から8時までの時間帯などは、一回のデリバリーで3件程、配達のために回ります。
そんな時間帯に起きた話を書かせて頂きます。

いつもは店を出る前に、配達するところを地図で確認してから原付で向かうのですが、その日は日曜日で忙しく、確認してから配達という行動はとれず、店側用伝票だけを見て行っていました。
一応伝票には氏名、住所、電話番号が書かれています。

その日、前途の2件はなんなく届けることができたのですが、3件目だけがどうしてもわからなかったのです。

どうしてもわからず、交番で道を聞き、その書かれていた住所を調べてもらうと

小平霊園の敷地

なのです。
私も無気味で、どうにかしないとと思い、伝票に書いてある電話番号に、携帯電話で電話しましたが

「その電話番号は現在使われておりません」

のアナウンスだけでした。

店に電話した結果、使われていない電話番号と住所の関係上悪戯の可能性が高いので、とにかく店に戻ることにしました。

コンピュータ内にある電話番号で、店長と私で照合を行ったんですが、オーダーを担当した者の記名が無かったのです。


※例えば、Aさんという人が応対し、オーダーを応対し電話口で聞きながら入力した場合、Aさんが応対担当となり、コンピュータ上で履歴を確認したら担当者Aと名前が書き込まれるというわけです。


後日談になってしまいますが、店長の話によると、その霊園への配達依頼は過去にも何度かあり、コンピュータのデータ(顧客データ)は削除しても、いつの間にか復活しているようで、たまに伝票の中に紛れ込んでいるとのことです。

今でもあの電話番号、住所、氏名が、その店のコンピュータに入っているのかもと思うと、正直今でも怖いです。

路地裏】【体験談トップ】【管理者体験談】【読者体験談】【作品投稿