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□この話は「月海様」が、
2007年7月25日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第百九十話
K岩にて


唐突ですが、「K岩」での体験を話したいと思います。
K岩にはトンネルの手前に短い橋のようなものがあるのですが、そこを渡り始めた瞬間、僕の左側の橋の縁を掴みながら、下から這い上がってくるようような物(者)が一瞬目に入りました。それは白っぽく、まるで住職のような


「坊主頭」


だったのですが、流石に普通ではない感じに「おかしいぞ!」と思い、再び直視したのですが、その時にはもう何もありませんでした。見間違いかと思っていましたが、僕の右隣にいた友人も、似たようものを一瞬見たそうです。

他には定番の「オーブ」。そしてこれは僕は気づかなかったのですが、トンネル内部で僕らの5メートルほど先を、


黒い物体(動物?)


が一瞬で横切ったかと思うと、その物体はすぐ消えてしまったそうです。見た当人は最後まで

「動物かも…」

と言っていましたが、僕もちゃんと前を向いて歩いていたにも関わらず、全く気がつかなかったので、もしかしたら何かの霊体かもしれませんね?

あと一つは、車を駐車した場所の付近に公園のようなものがあり、ブランコがあったのですが、それが風もないのに動き出し、あの


ギィー ギィーっ


て音が…。
しかも、これだけで済まなかったようで、帰り道にまで、例の


「ギィーっ」

の音が、ずっと着いてくるんです。この音は、行った全員が聴いています。さらにおかしい事に、普通なら離れていくにつれて音が小さくなりますし、右左折等しますから音が聴こえてくる方角も変わるはずですよね?それが音の感覚は若干変化こそしましたが、音の音量は常に同じ(同じ距離感を保って追いかけてきているような感じ)で、しかも必ず右側から聴こえてくるのです。

とにかく その音から逃れたくて車を走らせ、10キロ以上離れてやっと消えました。いったい何だったんでしょうか…。

他にも色んなスポット行きましたが、流石に懲りましたので、御祓いを受けて卒業し、現在はまったく行っていません。

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