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□この話は「翠碧様」が、
2007年4月1日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第百八十五話
相談依頼?


僕は良く霊とかに相談(?)されます。
勤務中、気配や視線を感じる事は多々、そして背後に立たれ(座ってる事もありますが)
「ねぇねぇ」等と声を掛けられます。

僕は生きている人間と幽霊などの声の区別が付かないので、思わず振り返ってしまうんですよね…(汗)

で、誰も居ないんですよ。
まぁ、僕には見えますが……周りの人から見れば怪しい人ですね。

でも良くある事なのでそのまま前を向き小声か心の声で
「何?」と訊ねます。
すると奴等は相談してくるのです。
まぁ大半は何と言わなくても勝手に愚痴るんですが…。

そしてその殆どが僕にとり憑くんです。
と言っても、意思を取られる事はありませんがね。
中に入って勝手に喋るんですよ、うるっさい位に(苦笑)

で、会社じゃ祓えないので家に連れて帰るんです。
それでも出て行かない霊も多いので僕の内に居ます。
それなりの不便はありますね(肩が重かったり、ふらついたり)。
でも他人には分からない位のなので無問題です。
少し前に憑いていた娘は今までで一番憑いている期間が長かったですね、ほぼ一年…・。
そのせいか気持ちをよく理解してました。
僕が会社(主に上司)が嫌いで、僕が上司と話していたり叱責を受けていたりすると、ひどく反応してましたね。
怖いだの嫌だの。
まぁ、気持ち良く分かりますが…。
で、そんなのが1年続き、一度離れたんですよ。その娘。
でもまた戻ってきて、今度は真剣に相談を聞いてあげたら自己解決して成仏していきました。
最後に「ありがとうっ☆」と本当に嬉しかったですね。思わず泣いてしまいました。
心からの感謝って良いものです(主旨ズレてる)。
その前憑いていた女性は僕が落ち込んでるときだったので、心の支えになりましたね。
「諦めないで頑張って!」と励ましてくれました。
その笑顔はきっと今までで一番最高の笑顔だったんでしょうね。
いいカオしてました。

余談ですが僕が出会う霊は殆ど美形ばかりです(笑)
別に色眼鏡で見ているわけじゃないのに…。


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