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□この話は「昆虫 様」が、
2005年3月31日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第百三十五話
旅館

ある心霊スポットでのできごとです。

私は5人の仲間と旅館のようなところを探検していた事です。
仲間の1人が、

「ちょっとトイレに行く」

といったので、トイレまで案内しました。
私たちは5分ほど待っていましたが一向に出てきませんでした。
残された仲間と見に行ったところ、トイレの入り口付近で、その友達は屈み込んでいました。
友達は、他の、トイレの扉が急に開いたといっていました。
私たちは冗談だと思いながら、歩いて戻ってと、向こうの方に“何か”がかいました。私たちは


「誰かいるぞ!」


などといいながら向かってみると、私の背中が“ぞくっ”としました。
思わず後ろを振り返っても、時に何もありません。
そして前を向くと、その見えた人のようなもが近づいてきました。
私たちは慌てて入り口の方にもどりました。
しかしドアは一向に開く気配もありませんでした。

すると、突然得体の知れない声が聞こえてきました。
最初は声というより音のようなものだったのですが、徐々にはっきりしてきました。それは


「出て行け…出て行け」


といっているようでした。
すると、その幽霊(?)らしきものが突然目の前に出てきました。
私たちは、ドアをあけようとしていると、突然扉がひらきました。
その後も、そのことが頭からはなれませんでした。

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