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□この話は「幻影の蛇様」が、
2005年1月23日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第百三十一話
乗っている…

これは僕が数日前に体験したものです。
場所は東京都・板橋区■■駅近くです。

友達と一緒の塾の帰り道、自転車に乗り、僕らは三人でいつもおしゃべりをしながら帰ります。

その途中でN君が


「なあ、さっきから変なのついてきてねえ?」


と言い出すのです。
三人そろって後ろを振り向くと、確かに背の高い女の人が後ろのほうにいました。(距離にしてだいだい五、六メートルぐらいかと)

自分は、


「気のせい気のせい。」


と言いました。
しかしその女はいつまでもついてくるんです。
さすがに僕らも嫌になって、K君が、


「あのー何か用」


と、言いながら一緒に後ろを振り向くと、いつの間にかいなくなっていました。
僕らは怖くなって猛スピードで自転車をこぎ、しばらく行った所で止まりました。
K君はそこで別の道に曲がっていきました。
その時のことは忘れられません。

僕とN君はK君の後ろ姿を見て悲鳴をあげました。
彼の後ろには、


白目の女


が笑いながら座ってました。


その後N君にその時のことを話したら、


「何も知らない。」


と言い驚いていました。
昔あのあたりでは、夜になるとよく


謎の女


が現れると言ううわさがあったそうです。

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