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□この話は「じょうたろう様」が、
2004年11月3日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第百二十三話
かごめかごめ

『 かごめかごめ  かごの中の鳥は いついつであう
  
  夜明けの晩に 鶴と亀が滑った  後ろの正面だれ 』


誰でも一度は聞いたことのある歌だと思います。
この歌詞の意味として、諸説いろいろありますが、一番有名なのが


おなかの中に子を宿した嫁が
姑に突き落とされて流産した


というものだと思います。

しかし私が聞いたものはまた少し違い、孤独のうちに富士の樹海で死んでいった女性の「遺書」という説でした。
その解説をさせていただきたいと思います。


まず

「かごめかごめ」。

これは自分自身を指し、

「かごの中の鳥」

は樹海の中の自分をさしている。

「いついつであう」

は、いつになってもこの樹海から出られない、

「夜明けの晩に」

夜が明けても暗いということでこれも樹海をさしている。

「鶴と亀が滑った」

縁起のいいものが滑るということで不吉なことを暗示。

「後ろの正面だれ」

後ろを振り向いても誰もいない…。


たしかこんな解釈だったと思います。
作者不詳というのはそのためだと。

体験談ではありませんが、ふと思い出したので書かせていただきました。

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