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■第十五話
初めての金縛り体験

ある日の夜、私がトイレから出てくると、後ろから男の人がついてきたんです。嫌な感じの人でした。結局私の部屋に入って来てしまったのですが、翌日学校があったので気にしないで直ぐに寝る事にしました。ベッドに入りうとうとしてくると、男がベットに入ってくる気配で目が覚めました。その後はうとうとしてくると布団の上でガサガサとやりだして、その度目を覚ましていたのですが、5回目位には気付いていないフリをしました。するといきなり体がピクリとも動かせなくなり、目も開けられず、苦しくなりました。私は、直感的に金縛りだと思いました。

しかし初めての事なので、どうする事も出来ません。男が私にのしかかっていてとても苦しい。それと舐めるような気持悪い視線。そして更にそいつは私の内腿を撫でやがったんです!

「色情霊」

そう思った時には既に

「ふざけんなこの野郎っ!!」

と男を怒鳴り付けて金縛りも解いていました。しかし大変だったのはその後。奴は明け方の、力が弱まる時間までずっと私の部屋に居座っていたので、結局私は高校受験間近なのにも関わらず、一睡もできませんでした。それからこの1年間、何度も金縛りにあいましたが、この時より怖い金縛りにはあった事がありません…。

・匿名さんの体験談
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