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□この話は「匿名様」が、
2015年11月1日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第三百六話
ドーベルマン

以前、勤めていたタクシー会社を、よく利用してもらってた婆ちゃんの自宅に、ドーベルマンを飼っていました。

なんでも同居してる息子夫婦が飼ってるそうで、いちおう気候がいい時など、ある程度歩ける程度に、長めな紐で庭に繋いであります。

買い物帰りに乗せた時と、買い物袋等荷物があるんで、玄関の中まで持っていきます。

その時、他の運転手の場合は、なにやら警戒した様子で、庭から見てるそうで、見た目が強面でデカいから、怖いですけどね。

まぁたいていの犬はそうゆう風ですけど、俺が行くとはち切れんばかりに喜び勇んで駆け寄ってきて、甘えた声で鳴くんですね。

ウチで飼っていた犬3頭(雑種の中型犬・ポメラニアン・マルチーズ)が、入れ替わり立ち替わり守護霊みたいな感じでいますけど、どうもコイツらが見えてるみたいですがね。

なかでも中型犬とは仲がいいみたいで、ひとしきり遊んでから仕事に戻ってましたけど、飼い主の方も不思議がっていて、言っても信じてもらえそうにないから、適当にゴマかしてます。
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