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□この話は「匿名様」が、
2015年10月25日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第三百四話
とあるバーにて

中堅スーパーの営業をやってる釣り仲間が、取引先との付き合いで行った、バーでの出来事です。
小洒落た内装で店員の対応も良くて、ちょくちょく通うようになりました。
ある日、ちょっと早めな時間にバーヘ入ると、ちょうど見知らぬロングヘアーの女性が、奥の部屋へ入ってくところでした。
明らかに気づいてる様子でしたが無視され、入れ違いみたいな感じでマスターが出て、髪型ね特徴等言って聞いてみましたけど、

「そんな子は雇ってないけどねぇ?…誰だろ?」

という話でした。
そんな事も忘れかけてた閉店間近な時間に、他の客は帰ってマスターと愚痴とか話してると、冷蔵庫とか置いてある部屋のドアが、誰も居ないのに

「ギ〜ッ!!」

と開いたかと思うと、ひとりでに閉まったんですね。
従業員が私服に着替えて出てきたから、聞いてみたら

「開店準備とかお客さんの応対を、カウンターでやってると、後ろ側を誰か通った時みたいになったり、視線を感じたりはしてた」

と言われました。
事件とかなかったか?ネットとかで調べましたけども、特に何事もなくて、客商売なんで変な噂がたつ前に、他の貸店舗へ引っ越したそうです。
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