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□この話は「ggggnonaka様」が、
2015年9月17日に投稿して下さった作品であります。
■投稿作品第三百一話
哀しい学生さん

私、専門学校でプログラム、Webデザインを教えています。

現在は行かなくなった、ある学校の話です。

デザインにおいては基礎デッサンは欠かせません。

長時間やってもやっても、中々上達しません。

その学校は、はっきり言って、最低の学校です。

夢を見させるだけで、教えるべきことを教えない。

大半の学生さんは奨学金という借金苦に陥ります。

酷い話です。

デッサン室で深夜までデッサンしてると、後ろに誰かが立っている。

「先生かな?」

と振り返ると黄色のワンピースの女の子が立っている。

見たことのない子で、寂しそうに石膏像を見ているそうです。

そして、消えていくとのことです。

きっと無念の死をとげたのでしょうね。

やりたかったことが出来なかったままさまよっているのでしょう。
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