路地裏:戦慄の心霊スポット:沖縄県
万座毛 ・沖縄県国頭郡恩納村
観光名所として知名度の高い「万座毛」だが、自殺の名所としても有名だという。
そしてその“裏の顔”の知名度の高さに付随するように、心霊スポットとしても噂されている。
何でも「心霊写真がよく撮れる」といった情報を聞くのだが、荒々しい岩肌は見様によっては容易に顔に見ない訳でもない。
「心霊写真だ」
「いやいや自然の造形だ」
といった討論が、ここに観光で訪れた際に撮影した記念写真を見ながら行われているようだ。
また、自殺者の霊が、更なる自殺者を呼ぶといった噂も聞かれる。
何でも
「満月の夜に行くと自殺者に引き込まれそうになる」
という噂もある様だ。
満月の夜に訪れた際には、少しばかり気を付けた方が良いのかもしれない。
ひめゆりの塔 ・沖縄県糸満市字伊原
上記した「万座毛」も観光名所だが、ここに紹介する「ひめゆりの塔」もまた、観光名所として非常に有名だ。
ではなぜ観光名所として有名なのかと言えば、言わずもがな戦争により多くの若き女性の命が、また職員が、自決や米兵の攻撃により殺害された、とてもとても悲惨な現場であるからだ。
現地には慰霊碑が建てられ、亡くなられた200人以上の方々の無念さに掌をあわせ、また戦争の悲惨さを感じる事が、ここを訪れる方々の目的となるのだろう。「観光」といえば確かにそうなのだが、「バカンス」と問われると全く違ってくる様な気がする、とても悲しき観光スポットだと言える。
因みに慰霊碑の付近にある小さな石碑が、いわゆる「ひめゆりの塔」である。塔というイメージとは大きく離れ、非常に小さいものであるのだが、それがまた独特の雰囲気であり悲しさを誘うと感じるのは私だけだろうか。
その塔と慰霊碑の間に、最も被害を受けたとされる「第三外科壕」という地下壕がある。
その地下壕からは、悲しき声や苦しそうな声が聞こえてくるといったものがら、犠牲者と思われる霊の姿を見たといった情報が聞かれる。やはり現代の我々からは想像もつかない程の悲惨さを経験し、その末に死をとげた犠牲者の無念さは、そう簡単に慰められるものではないのであろう。
この「ひめゆりの塔」を心霊スポットの項目で紹介するにつき、そういった次元にカテゴライズされる事に疑問は多く感じたのだが、ご冥福を祈る切っ掛けの1つになれればという想いで、ここに紹介することとした。現地を訪れる機会があれば、是非掌をあわせてご冥福を祈りたい現場である。
なお、現地には「ひめゆり平和祈念資料館」もあり、生存者の手記や従軍の様子などが展示されている。
現地の歴史を知る上で、是非ともチェックしておくべき施設だ。
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