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心霊スポット探索レポート
緑ヶ丘霊園:その2
所在地:神奈川県川崎市高津区
取材日:2002年5月17日
公開日:2002年某日

■さてさて、前回からの続きとなります。
前回は“前置き”みたいな書き方となってしまったので、今回から現地の雰囲気等を書いていきたいと思います。


■当日は平日ということもあり、人の姿も実に少なかったのですが、それでも散歩を楽しむ老人の姿や、霊園内の隅に車を止め仮眠する、なかなか太い神経を持った営業マンの姿。
また“通学路”として、この霊園を活用する学生さんの姿等が見られました。

また、新たに墓地を作る職人さんの姿や、墓石を前に掌を合わせる女性の姿も見られ、その姿に言いし得ぬ悲しさを感じたのを覚えています。

現地の雰囲気は、写真をご覧になると分かると思うのですが、見事なまでの“曇り空”であり、その事が大いに手伝ってか、何とも重苦しい雰囲気を醸し出しておりました。
決して霊的に重いワケではないのですが…。

ただ、色々と想像するには好都合な天候であったとは思います。
空の重たさを感じつつ、現地で噂されている子供の霊が、この霊園内を走り回っている姿を思い浮かべると…確かに怖さも感じるのですが、それ以上に“寂しさ”みたいなものを感じました。
例えそれが“霊”であったとしても、子供が夜な夜な1人で遊ぶ姿は悲しみを誘います。

本来ならば、太陽の真下で元気に遊びたかったであろうに…

なんて思ってしまうワケです。

■噴水中央の石塔ではハトが羽を休めていました。

■その子供がお亡くなりになったとされている場所ですが、実はこの時点で知りませんでした。
一説には「この霊園の奥の池」なんてのもあったような気がしましたが、これには少々疑問を感じていたりしました。
いや、その理由は単純でして、単に

「奥に池なんてあったのかな?」

という程度の疑問なんてすが。
地形を考えると、この霊園は“山”と言えますよね。
で、もしその地形に水が“自然”に溜まるのであれば、それは奥ではなく“手前”かな…なんて素人考えで思ったワケであります。

もっとも、「その池は埋め立てられてしまった」なんて情報も聞いた事があり、現存しているかさえも当時は疑問であったのですがね。

しかし探索を進めてみると…意外な事実を目の当たりにするわけなのですが、それは行く行く紹介していく事にしましょう。

■と言う事で、下に現地の写真を紹介して行きます。

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■これは納骨堂ですかな?
噴水の横にヒッソリとありました。
■流石に霊園だけあって、進む先々にはご覧のように墓石群がみられます。

山の谷間にビッシリ

といった感じです。
■墓石があるのは霊園ですから当然として、時にこの写真のように

赤い鳥居

なんてものあったりします。
■奥に進むと、やはり御社がありました。
手前には狛犬らしきものも確認できますね。
■さらに近づいた写真がこれ。
稲荷系の狛犬が堂々と待ち構えております。

■今回はここまでにしておきます。
次回も、これまでどおり写真をランダムに使いつつ、現地の紹介をして行きたいと思います。

次へつづく

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