■路地裏へ戻る ■コラムトップページへ戻る

心霊スポット取材での「私的」心構え?

私は何故「心霊スポット」へ出向くのか?


 サイト運営を行ない、このHPのメインとも言える「心霊スポット取材」を、しかも「一人取材」を行っていると、少なからず聞かれる質問に、

「一人で心霊スポットに行って怖くないんですか?」

 と言う物があります。
 その時、毎度毎度答えている事なのですが、はっきり言って怖いです。(汗)漆黒の闇の中をたった一人で歩くのは、誰であれ恐怖を感じると思います。私もその例に漏れず、恐怖は毎度感じています。



 ではなぜ恐怖心を抱きながらもその地へ出向くのか…と言った疑問も当然芽生えてしまうでしょう。それに対する答えは「好奇心」であります。無闇に「好奇心」のみでスポットへ出向く事は、はっきり言って良い事ではありませんし、このサイトでも推奨していないのは注意事項などを見て頂いていれば分かると思います。完全に矛盾していますね。(苦笑)

 しかしこの「好奇心」は、人間であれば誰でも持つ能力であり、その心が芽生えれば、どうしたってその気持ちは押さえられない。ただ、このサイトでは推奨していない「だけ」の話なのであります。現に私は行っておきながら、他人様には「行くな」自体が矛盾している訳ですしね。(汗)

 しかし各サイトマスター様は、それでも

「興味本位で行っては行けません」

 と、訴えるでしょうし、私もこの考えは崩さないと思います。その理由は様々でありますが、どれも根本が「危険性」と言う意味合いのもと、推奨できない訳であります。



 その「危険性」とは一体何か?となれば、筆頭に上げねばならないのが

「霊障」

…と言いたい所なんですがね。(笑)ここ近年、もっとも怖いのが

「現地での人間とのトラブル」

 なのであります。「きもだめし集団を襲う」と言った事件が徐々に増えていると言った現実がまず最初に挙げられる危険性であります。「霊より人間の方が怖い」などとは良く言ったモノで、正にこれに当てはまるのではないでしょうか?

 次に挙げられるのが「霊障」と言えますね。これが何故怖いかと言えば、

「何でも霊障にしてしまう現世の人間」

 が一番怖いトコロなのであります。実例は挙げませんが、己の努力で回避できる事を、その努力を怠った事により招いたトラブル等は、霊障以前に己の責任範囲内になるのではないでしょうか?
 確かに霊の作用が働いた結果、招くトラブルはあると思います。しかしそれを未然に防ぐ努力は、己が出来る事であり己にしか出来得ないない行動なのですから。
 普段からの心掛けで回避できるミスや事故等は多くあります。もっとも、

「それでも回避できないトラブル」

 が厄介な存在でもありますが。(汗)



 その辺に絡む内容を以下に記載して行きましょう。
 因みにここから先は、完全に自分の意見であり全くもって参考になり獲ない内容だと思います。「こういった考えのもと、心霊スポットの取材をしているんだ」と言う具合で読んで下さい。(笑)

心霊スポットへ出向く時の「私的」心構え

 くれぐれも誤解の無い様にして下さいね。以下の文章は私個人の“いち考え方”でありますし、この考え方を他の方々に押し付ける気持ちは毛頭ありません。異論、反論をされても非常に困ります。(汗)
 狙いは1個人の考え方を公開し、良いなと思える個所は吸収して頂ければと言う所であります。逆を言えば「こりゃダメだ」と思う個所は無視して頂いて…(笑)
 もっとも良い所なんて皆無かも知れませんし、実はその可能性は大きかったりします。(大汗)



 冗談はさて置き、まず筆頭に書かねばならない事は、「リスクは承知の上」というのがあります。数々の噂が持ち上がる土地に侵入するワケですから、当然起こり得るトラブルは考慮した上での行動であります。その「リスク」が「霊障」です。
 霊障以外の、例えば「人間関係のトラブル」はご勘弁願いたいトコロです。もっとも出向く際には、それさえ頭には入れてますが。(汗)

 リスクを承知の上で出向くワケですから、まあ多少の「気だるさ」等は記載しますでしょうが、私の身に起きた大きなトラブルに関してはWeb上では一切書かないと思います。

 なせ?と言う疑問を抱くでしょう。何故かと言えば

「じゃあ行くなよ」

 と突っ込まれちゃいますんで!!(笑)
 なんて冗談ぽく書きましたが、意外と真剣に考えてまして、当然そう言った「憑依」の可能性がある場所へ自らの考えのもと、出向くワケであります。その「自らが選んだ行動」の結果、事故が起きたとして管理人が平然と

「憑依されちゃった〜」

 と騒ぐのはカッコ良い行動とは言えないと、私は思うんです。
 それこそ「じゃあ行くなよ」で全てが終わってしまう次元の話だと思いますしね。そんな考えの上で公開はしないと言う訳なのであります。

 しかし「危険性を伝える」と言う意味合いで「ここはマズい」と訴える時はあります。その言葉1つで、他の人が出向いた時に心構えが出来ますからね。
 もっとも当サイトでは出向く事を推奨していないのですから、そんな心配は必要ないと言えばないような…まあ万が一を考えてと言う事で!(笑)



 「リスクは承知の上」と書きましたが、何も憑依マニアではありませんでして、当然憑依されるのなんてイヤです。イヤでありながら、それでも出向くと言う事は、それなりに憑依に対する術は分かっています。しかしながら、その術は未熟なだけに、「リスク」を覚悟踏せなばなならいと言う訳になります。

 そんな未熟な術ですから、「その術を教えてくれ!」と言う質問には答えられません。確実性に欠ける、非常に貧困な「術」でありますので、やはり確実に学びたいのであれば、専門家のアドバイスや修行を受けた方が良いと思います。



 あと、いわゆる「グッズ」も持ち歩きません。
 興味が無いとか信憑性とか、そういった話ではなく頼るのがキライなだけの話です。
 あとは、所構わず、どの霊に対しても攻撃しているみたいな気がして、持ち歩くのを躊躇する部分もあります。そもそも、自ら出向いている訳ですから、霊側からすれば「それが嫌なら来なければ良いのに」なんて思われてしまいそうな気もしまして。

 また、そんな事をしていると記事が書けないという考え方もあります。「現場にある事実を体感せずに記事が書けるか」といった考え方でして、不器用な私は体感しないと物が書けないのであります。



 以前は取材後に帰宅した際には粗塩で“お清め”をしていました。しかし現在はそれすらしていません。これには様々な考えがあるのですが、要するに「私に憑依するのは構わないが、それ以外は駄目」といったものがベースとなっています。

 私の身は何もせずにオープンにしています。それでありながら、それが出来ないからといって他人に憑依するのはフェアじゃなんじゃないかな…といった考えです。



 ウダウダと様々な事を書きましたが、上記したものは全て私の個人的な考えです。決して参考にしたり真似をしてはいけません。その結果に何が起きても、それは私の責任の負えないものになってしまいます事をご理解下さい。

「こんな考えで心霊スポットの取材に行っているんだ」

 といった程度に理解して頂ければ幸いです。
■路地裏へ戻る ■コラムトップページへ戻る